行政書士とは、法律に関する手続きや書類作成などを行う専門家です。行政書士に依頼することで、どのようなメリットがあるのでしょうか？
この記事では、行政書士に依頼することで得られる8つのメリットを紹介します。
行政書士に依頼することで得られる８つのメリットとは？
ここからは行政書士に依頼することで得られる８つのメリットについて詳しく解説していきます。
行政書士に依頼するメリット１．費用が安い
行政書士に依頼する場合、弁護士に依頼する場合と比べて費用が安くなることが多いです。弁護士は、法律事務所や法人の形態によっても費用が異なりますが、一般的には高額な報酬を求めます。一方、行政書士は、国家資格であることから一定の基準がありますが、自由に報酬を設定できるため、相場よりも安く依頼できる場合があります。また、行政書士は、弁護士と違って裁判所に出廷することができません。そのため、裁判所に関係しない手続きや書類作成などに特化しています。その分、費用を抑えることができます。
行政書士に依頼するメリット２．知識や経験が豊富
行政書士は、国家試験に合格するためには、法律や行政手続きに関する幅広い知識を身につける必要があります。そのため、行政書士は、様々な分野の法律や手続きに精通しています。例えば、不動産登記や商業登記、相続手続きや遺言書作成、ビザや在留資格の申請など、行政書士の業務範囲は広く多岐にわたります。また、行政書士は、実務経験を積むことで、各種機関や役所との連携や交渉などもスムーズに行えるようになります。そのため、行政書士に依頼することで、知識や経験の豊富な専門家のサポートを受けることができます。
行政書士に依頼するメリット３．迅速かつ丁寧な対応
行政書士は、個人や中小企業などのニーズに応えるために、迅速かつ丁寧な対応を心がけています。行政書士は、弁護士と違って多くの事務所が個人事務所です。そのため、クライアントと直接やり取りすることが多く、信頼関係を築くことが重要です。また、行政書士は、手続きや書類作成などの専門的な業務だけでなく、クライアントの相談や悩みにも親身に寄り添うことが求められます。そのため、行政書士は、クライアントの要望や状況に応じて柔軟に対応し、迅速かつ丁寧なサービスを提供します。
行政書士に依頼するメリット４．地域に根ざした活動
行政書士は、地域に根ざした活動を行っています。行政書士は、自分の事務所の所在地や近隣の地域での業務が多いです。そのため、地域の特性やニーズに詳しく、地元の人々とのつながりも深いです。また、行政書士は、地域社会の発展や貢献にも積極的に関わっています。例えば、行政書士会や商工会議所などの団体に所属して、法律相談やセミナーなどの活動を行ったり、ボランティアや寄付などの社会貢献活動を行ったりしています。そのため、行政書士に依頼することで、地域に根ざした専門家の支援を受けることができます。
行政書士に依頼するメリット５．弁護士との連携も可能
行政書士に依頼することで得られるメリットは以上のように多くありますが、それでも解決できない問題や困難な状況に直面することもあります。そのような場合は、弁護士との連携も可能です。行政書士は、弁護士と違って裁判所に出廷することができませんし、刑事事件や民事訴訟などの法律問題には対応できません。しかし、行政書士は、弁護士と協力関係を築いており、必要に応じて弁護士に紹介したり、共同で業務を行ったりすることができます。そのため、行政書士に依頼することで、弁護士との連携もスムーズに行えます。
行政書士に依頼するメリット６． 時間と労力を節約できる
行政手続きは、必要な書類や手数料、申請先などを調べたり、記入したり、提出したりすることが多く、時間と労力がかかります。また、手続きによっては、複雑な法律知識や専門用語が必要な場合もあります。これらの作業を自分で行うと、ミスや遅延のリスクが高まります。しかし、行政書士に依頼すれば、これらの作業を代わりに行ってくれます。行政書士は、手続きの内容や流れを把握しており、正確かつ迅速に対応できます。そのため、自分で手続きをするよりも、時間と労力を節約できます。
行政書士に依頼するメリット７．専門的なアドバイスを受けられる
行政手続きは、法律や制度の変更によって内容や要件が変わることがあります。また、手続きによっては、個別の事情に応じて最適な方法や対策を考える必要があります。これらの情報や判断を自分で行うのは難しい場合が多いです。しかし、行政書士に依頼すれば、最新の法律や制度の情報を提供してくれたり、自分の状況に合わせたアドバイスをしてくれたりします。行政書士は、専門的な知識や経験を持っており、信頼できるパートナーとなります。
行政書士に依頼するメリット８．トラブルや紛争を回避できる
行政手続きは、自分だけではなく、他の人や組織と関係することが多いです。例えば、不動産登記や相続登記では、所有者や相続人などの関係者との調整が必要です。また、ビザや在留資格の申請では、入国管理局や外国人登録センターなどの公的機関との対応が必要です。これらの関係者とのコミュニケーションや交渉は、難しくてストレスフルな場合があります。また、不備や不一致があると、トラブルや紛争に発展する可能性があります。しかし、行政書士に依頼すれば、これらの関係者との連絡や調整を代わりに行ってくれます。行政書士は、中立的で公正な立場であり、円滑かつ適切に対応できます。そのため、トラブルや紛争を回避できます。
行政書士が解決できる法的問題の例を３つ解説
行政書士とは、行政手続きに関する専門家です。行政書士は、国や地方自治体などの公的機関に対して、申請や届出などの手続きを代行したり、相談に応じたりすることができます。行政書士は、法律の知識や経験を持っているので、様々な法的問題を解決することができます。ここでは、行政書士が解決できる法的問題の例をいくつか紹介します。
例１．不動産登記
不動産登記とは、土地や建物などの不動産の所有権や抵当権などの権利関係を公示するために行う手続きです。不動産登記は、不動産の売買や相続などの際に必要になります。不動産登記は、登記所に必要な書類を提出することで行いますが、書類の作成や提出には専門的な知識が必要です。行政書士は、不動産登記に関する書類の作成や提出を代行することができます。また、不動産登記に関する相談にも応じることができます。
例２．遺言書作成
遺言書とは、死後に自分の財産をどう分けるかを定めた文書です。遺言書は、自分の意思を反映させるために重要なものですが、遺言書の作成には法律上の要件があります。遺言書が法律上の要件を満たしていないと、無効になる可能性があります。行政書士は、遺言書の作成に関する相談に応じることができます。また、自筆証書遺言や公正証書遺言などの遺言書の作成を代行することもできます。
例３．在留資格
在留資格とは、外国人が日本に滞在するために必要な資格です。在留資格は、就労や留学などの目的に応じて種類が分かれています。在留資格は、入国管理局に必要な書類を提出することで取得や変更や更新などを行うことができますが、手続きには複雑なルールがあります。行政書士は、在留資格に関する手続きを代行することができます。また、在留資格に関する相談にも応じることができます。
行政書士に依頼するメリットについてまとめ
この記事では、行政書士に依頼することで得られる８つのメリットを紹介しました。行政書士は、費用が安く、知識や経験が豊富で、迅速かつ丁寧な対応をしてくれる専門家です。
そもそも弁護士の活躍の表舞台は裁判でしょう。さらに言うと刑事事件その他の民事訴訟においても、日本の司法制度上、訴えた者に立証責任があり、これが非常に大きな負担となります。１００万単位で費用がかり、大変にコスパが悪く、勝訴しても、費やした労力に見合う対価は得られないでしょう。
不幸にも事件で失った大切人や物などは帰ってこない。数百万で、禍根や恨みは晴れませんよ。だから、裁判員制度なんてやってないで、検事や裁判官を増やすべきでしょうね。だって、弁護士は食いっぱぐれて、司法書士や行政書士の書士業を小馬鹿にしながらその業務に励んでいる弁護士は少なくない。このような事実をご存知になった上で、各士業をお選びいただくべきだと思います。なお、旧司法試験の弁護士さんと、新司法試験組の弁護士さんとでは、全然異なりますよ。前者は、ジンを一気に飲める人、後者は、ロックで水割りにしないと飲めない人と（笑）
例えはまずいですが、お金に余裕があったり、どうしても負けられない場合、前者に委任することをお勧めします。
あなたも、法律に関する手続きや書類作成などで困ったときは、ぜひ行政書士に依頼してみてください。